牡蠣の家しおかぜのホームページへお越しいただきありがとうございます。
牡蠣の家しおかぜは、私(6代目代表:野崎末廣)と妻(厚子)・7代目(野崎寿)と妻(かよこ)が中心となり、いろいろな方のお力添えをいただきながら、瀬戸内市邑久町虫明地区で漁業を営んでいる漁師です。
現在は、牡蠣養殖業と小型定置網漁業との複合経営に加え、虫明の海で水揚げした牡蠣や魚貝類、水揚げした魚を自社で加工し、燻製や佃煮に加工して販売しております。
野崎家では、初代野崎半次郎が明治初期に定置網漁業で創業。裳掛村(現瀬戸内市邑久町)で本格的に牡蠣養殖が始まる昭和26年頃より、4代目野崎兼作が牡蠣養殖を始め、定置網漁業とともに生業としてまいりました。瀬戸内市虫明海域は流入河川も少なく、確かな”海の恵み”を感じられる、美味しい牡蠣を生産できる海です。牡蠣や魚達は、海の神様からのありがたい恩恵だと思っております。
全国第3位の牡蠣の生産量をほこる岡山県ですが、邑久町で牡蠣養殖に取り組む事業者数は、昭和54年の146件をピークに、時代の流れ(価格の低下、流通構造の変化等)の影響をうけ減少が続いています。そうした中で、私は息子の代が希望を持って漁業を行うことができる経営のあり方を常に考えておりました。
そうしたことから、平成18年に、「海水用の紫外線殺菌装置」、「牡蠣殻の清掃機械」、「牡蠣作業場の環境整備」等を行い、量よりも高品質の牡蠣を生産できる体制を整え、お客様に少しでも喜んで頂けるよう努力してまいりました。
また、平成22年には、しおかぜ加工場を整備し、牡蠣の佃煮や牡蠣の燻製のオリーブオイル漬けなどの加工品づくりに挑戦して、この環境に恵まれた虫明海域の牡蠣や魚をより多くの人に知って食べてもらう努力を続けております。
私たちが育てた牡蠣や魚などが、皆さまに気に入って頂けますと幸いです。
牡蠣の家しおかぜ 六代目 野崎末廣